ライジングに皇統の男系固執派の読者がいる。
わざわざ買ってくれて、トッキーの「ウィキ直し」を読んで
くれているのである。
もしかしたら皇統問題以外では、わしの主張に賛成する部分も
あるのかもしれない。
わしは相手の主張を読むのは立派だと思う。
わしも大嫌いなフェミニズムの主張もよく読んでみて理解
しようとする。
すると案外、勉強になる部分も多い。
だが問題は、男系固執派にせよ、フェミニズム左翼にせよ、
自分が信じる観念を「イデオロギー化」していることである。
「思想・思索」をしていない。
自分の考えを亀のような甲羅で覆って、自己点検しない。
あくまでも「イデオロギー化」することなく、「思想」しよう
というのが、今回ライジングの『ゴーマニズム宣言』で書いた
内容である。
ライジングのコメント欄に書き込んだ男系固執派の読者は
どうかな?
「思想」しているかな?
しかし、この男系固執派の意見に、たちまち反論することの
できる読者もいるのだから、頼もしい。
トッキーにブログで反論を一般公開しておくように、
頼んでおいたが、それが出る前から、もうコメント欄で反論
している者がいる。
立派です。
『天皇論』『新天皇論』、描いた甲斐があります。